ナカタです。
平日、体がだるくやる気がでず家でゴロゴロしていたダメなナカタ。
屋台での中国っ子との出会い！
22時ごろ、腹が空いてしまい、冷蔵庫に何もないので部屋着でマンションの目の前にある屋台へ行った。
タイ人に混じり、いつもの40バーツ（1バーツ3円）ほどの麺を1人で食べぼーっとしていた。
そこに170cmくらい、20代後半、童顔、ノーメイクのアジア人女性がナカタの隣に座った。余裕でナカタよりデカい笑。
英語でオーダーしていたので、外国人なのだろう。ナカタはちらちら様子を伺う。
どうやら1人のようだ。1人で自撮りをしている。。周りにタイ人がいたが、以前それに躊躇しいけなかったことがあったので、タイミングを失わないうちに声を掛けることに。
「旅行客？？」自然を心がけ声をかける。ちょっと驚いた様子だったが、「イエス」と笑顔で返されオープンした。
簡単に相手のことを聞くと、中国人で、数日前から北京から1人旅行で来ているらしい。中国人の友達がタイにいるが平日は働いているため、1人で行動しているとのこと。
チャイ子は格好もゆるいカジュアルで、とてもおっとりしており、いかにも真面目そうな感じだ。
ナカタもテンションを合わせ、ゆるいテンポでナカタのことを自己開示する。
警戒心が強そうなので、展開はないのかなとナカタは見切りをつけようとしていた。
15分くらいたっただろうか、お互い食べ終わった頃に猛烈な雨が降り出す。ザーザーっと。
チャイ子と屋台の椅子を動かし、軒下に移動する。いつのまにか他の客はおらず2人きりだ。
とてもじゃないけど、歩ける状態ではなく、雨を眺めながら軒下でしのぐしかなかった。
そこの逃げることのできない状況が良かったのか、徐々にチャイ子も慣れてきて、ナカタにも質問をするようになってくる。
その中で、音楽を聞くのが好きで飲みながら生演奏を聞ける場所はないかと聞かれる。
ぱっと思いつくのは、散々通いつめているクラブ「ROUTE66」だ。そこは生演奏も毎日必ずやっている。
それを教えてあげると、興味を持つチャイ子。行ってみたいと。
ナカタはここは誘ったほうがいいのかなと思い、自然を心がけ、「じゃあ今からいこうか、連れてくよ！」と提案する。
チャイ子は嬉しそうにOKの二つ返事。思いがけず中国人といつものクラブへ行くこととなった。
小雨になるのを見計らい、お互い着替えて再度集合することに。
クラブへGO!!
23時、無事再度会うことができ、タクシーへクラブへ。チャイ子はありがとうと感謝してくる。
着替えて化粧をしたチャイ子はデカイがとても可愛く見えた。ナカタもテンション上がってくる。
ROUTE66へ到着、平日雨のため、やはり外はガラガラ、バンドのやっているホールもテーブルが空いており、なんなく席を確保。
隣同士に座り、演奏を聞くナカタとチャイ子、ここではセミプロみたいな演者がブルーマースのような有名曲をカバーして歌うので、聞いたことある曲もちょくちょくあり、ノリやすい。普段は全く聞いていないが笑。
チャイ子は嬉しそうに、携帯で動画を撮ったりして満足そうだ。
音が大音量のため、強制的に顔を近づける必要があり、なるべく自然に肩や背中を触るように心掛けた。
なるほど、女の子連れてくるのに、クラブ、、、、使えるな。。。。必然的に距離を縮めることができる。
どうりでタイ人が男女グループでくるわけだ。むっつりどもが！！笑
チャイ子は酒が好きみたいで、2、3本とどんどん飲んでいく。
バンド演奏を30分ほど見て、他のホールを案内する。
ハウスが流れているダンスホールがあるのだが、超ガラガラで数人しかいない状態。
これじゃあ、あれだねーと言おうと思うと、ここでチャイ子が覚醒！ 勢いよく真ん中へ行きピョンピョンと踊りだす！
これはナカタもノらねば！と普段の自主練の成果を見せるべく、ナカタも踊るの慣れてるよぉとそこに混ざる！
普段いろんなカップルを見て羨ましかった、手を取り合う踊り合うやつ。。。よしやってやれと、チャイ子の手を取るナカタ。
どうだ！？
チャイ子は全く抵抗はない、むしろ手を取り合いながらくるくる回り出す笑。
手をとりあったり、背中向けになったり、なにこれめっちゃ楽しいやん笑。みんなこんな楽しいこといつもしてたのかー。
機は熟した！チャイ子とどうなる？？
25時、15分ほど踊り、休もうといい外のテーブルへ。そこへ行く時もさぞ当然かのように手をつないでいく。クラブ使えるわ。。。
外のテーブルは椅子しかなかったが、一生懸命椅子近づけ、隣り合うように座るナカタ。
チャイ子も手をつながれたりと急接近したことから、様子だいぶ違う。ナカタを明らかに意識している感じだ。
ここはステップを上げるところだと、男女の話を中心にするようにする。
チャイ子は今は彼氏はおらず、外国人とも関係を持ったこともあるらしい。人は見かけによらない。。。
好きなタイプは常識にとらわれない人というので、すかさずそういったエピソードを話し、タイプに合わせるナカタ。
チャイ子も、ナカタを確認するように具体的な質問をしてくる、彼女はいるのか、外国人と関係を持ったことがあるか等。
なるほど、これが女性の選定が行われているところなんだなと実感する。
さりげなく背中に手をまわし、チャイ子がタイプであることを伝える。
少し冗談っぽく、今日俺たちはカップルだなという。誤魔化すように笑うチャイ子。
よし、出会って3、4時間、機は熟したと判断する。
ナカタ「今日は楽しいから、もっと一緒にいたいな」
チャイ子「。。。。。わからない。」引いた様子はない。
チャイ子「ナカタの言う楽しいは、話していて楽しいのか？またはHがしたいからか？」
直球の質問に、心の中で動揺するナカタ、Hといえば最低だし、話していてと言えばこの後の展開が辛い。
一瞬考え、ぐっとチャイ子を見て言う。
ナカタ「両方だよ。男なんだから。でも分かってほしいけど、こういった気持ちになるのは、一緒にいて楽しいからだよ。楽しくなければ、そうならない」
どう？？ チャイ子に引いた様子はない、んーーーっと考えた様子。
肩を抱き、近づくナカタ。
ナカタ「今夜は一緒にいよう、OK？」
チャイ子「分からない。。。。」といい、トイレへいく。1人作戦会議か？？
しばらくすると、戻ってきて、座るチャイ子
チャイ子「。。。ごめんなさい今日は帰りたい。。。」
なんでなんで、こんなに楽しいのに、今日という日を終わらせたいの？と訴えるナカタ。
内心諦めていたのだが、次の瞬間驚くことに、チャイ子がぐっと顔を寄せてくる！
そして、キス！！！ なぜかわからんが、キス！ フレンチキスから、ＤＫへ！がっしり肩を抱くナカタ。
”ハオチー、ハオチー！ 中国人とのキス、ハオチーっ” （ハオチーは中国語で美味しい）、冷静を装うものの、内心大感動のナカタ。
これが、クラブでの憧れのキスかー！めっちゃ羨ましかったやつだー！めっちゃ気持ちいいやんとトロけるナカタ。
意外に周りの目は気にならないものだな。しかしチャイ子最初のイメージとかけ離れすぎだと嬉しいびっくり。
ここに便乗せねばと、「今日は一緒にいれるよね？一緒に帰ろうと」と怒涛のプッシュ。そしてキスの繰り返し。
ここで、チャイ子がトイレとまた席を立つ、また1人会議か？？
しばらくして、戻ってきて座るチャイ子、、、、答えは？？？
チャイ子「ごめんなさい帰る。そして友達がパーティーをしているからそれに合流する」
ガーン、ガーン。。。
ナカタ「わかった、じゃあお別れのキスをしよう」「わかった」と良く分からない会話をして、再度キスをする。
今まで一番、情熱的に、お互い抱き合ってキスをする。。。。そして、もう一回聞くナカタ、、、、「ごめんなさい帰る。」
んーーーっっ、残念だが、ナカタはここで諦めることにした。
別のタクシーに乗るということで、手をつないでタクシーまで送る。
帰り際「サンキュー」といい、頬にキスをされるナカタ。
お互い笑顔で、手を振ってバイバイした。
。。。。。なんだろう、この感じ。
残念だけど、清々しい感じ。正直今のナカタには十分満足できる結果だったのだろう。
だって数時間前に知り合った2人がここまでなれたんだから。
よくナンパブログで読んでいたようなことが自分も経験でき、ある種感動を覚えた。
もちろんこんなことに、満足していてはいけないんだけど。
今日を振り返る
まず思ったのは、ROUTE66は使える。必然的に近くなる音量、薄暗さ、酒、周りの状況と接近できる状況がそろっている。コスパも悪くない。
また外や３つのホールがあることで、店のはしごをしなくても、いろんな思い出を共有できる。（人は同じ時間だとしても、一つの場所にいるのと、何か所もいるのだと、何か所もいたほうにより親密度が増すという）
時間の配分は間違っていないと思う。話の展開も良かった。
きっといろいろ質問された中の回答や振る舞いにきっと今一歩ナカタにぐっとくるものがなかったのだろう。
ただ何か掴めたような気がしたのも事実、もっと経験を積み、一歩進んだ男になろう。
残念ながら、その後、チャイ子とは連絡がとれなくなった。女は本当に感情で生きているんだなぁ。
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